1/17 お昼から岡崎トラウトポンドにてエッグフライのテストを実施。
平日ということもあって、そんなにお客さんもいなかったので、ビーズヘッドの重さが違う物や巻いた素材密度の違いなどいくつかテストを実施してきました。
エッグで釣れるのか!?
お昼にトラポンについて、この日の様子を管理人さんに聞くと朝は調子良かったけど11時頃からポツポツしか釣れなくなったとの事。
フライは相変わらず、フォールやボトム付近が良いみたいですが、引っ張りやトップでも時々出る様子。
まあ、調子が良くないのは良くある事(笑)なので、逆にそんな条件で釣れてくれればOKということになりますので、前向きに(笑)
トラウトたちが咥えてくれるかはもちろんのこと、通常のエッグフライと違って密度があるので咥えた後のフッキングなどが上手くいくのかドキドキです。
最初はブラス素材のビーズヘッドのエッグで。
水になじませる前に、足元に落としてみるとヘッドが軽いからかドライフライみたいに半分ぐらい浮いてます。そして、水になじませた後は思ったより沈下スピードは遅め。
さてそれではファーストキャスト。
マーカーをしっかり見つつフォールのアタリを待ちますが、アタリ出ず…。放置でも出ず…。
その後何度も投げますが反応なし。
次にビーズがタングステンの少し重いもの。
フォールスピードが早いものに好反応することもありますので作ってみましたが、実際にフォールを見るととてもいい感じのスピードで落ちていきます。
が!
これでもアタリが出ない…。
この日はマル物は駄目なのかなぁと思い、黒のオクトパスガムに付け替えてみると、フォールで反応があり、ボトム付近で放置でフッキング!
▼今日は卵の日でない?
その後、オクトパスガムには多少反応があり、もう1匹追加。
回りの人も少し大きめのフライに反応がある様子です。
フライを色々変えて、エッグタイムを待つ
ちなみにオクトパスガムで釣ったのは初(笑)
エッグのテストのはずなのにオクトパスガムの初釣果にもなってしまいました。
オクトパスガムは色を変えてみましたが、黒以外は反応が薄くグリーンに一度あたりがあったぐらいで、チャートやオレンジ、ホワイトは反応なし。
黒で釣れるのがわかったので、今度は小さいフライでやってみようということで、黒のピューパ(ビーズヘッド)に。
久しぶりにピューパで釣れました。こちらも黒ならアタリが出ます(笑)
黒しか食わない日なのかな?
▼ピューパさん良い仕事しますね
アタリが出ればフッキングしやすいのが良いですねぇ。
そろそろ3時のペレットの時間になりますので、エッグに戻します。
エッグを浮かしてみる
ペレットタイム前にフライをエッグに変え、そのエッグにフロータントを軽く吹き付けドライフライ化。
今後ドライに出るようになったら、このパターンも良さそうなのでついでにテストしてみます。
マーカーは付いたままですが気にしない(笑)
沖にある影になった場所に時々魚がライズしてくるので、その場所で浮かせておきます。時々魚が浮かんできてエッグフライを見に来ますが、直前で見切って帰っていきます…。
やはりドライ系は時期じゃないのかなと思った時に、良いサイズのトラウトが水面を割って出てきました。この時期にしては思っていた以上の出方をしたので、ドライ系のシーズンになったらもっと楽しめるのではないかと思います。
その後も反応薄い割には良い出方をしてくれました。フッキングはできなかったのは残念ですが…。
ペレットが撒かれるタイミングで通常の沈むエッグへ交換。
フロータントを付けたエッグは洗っても全く沈まなくてなりましたので(笑)
まあ、予想通りペレットが撒かれるとエッグも「パクっ」と。
喰わせて寄せて、外してリリースして、フライ再投入を繰り返して、喰わせとフッキングは問題なしが確認できました。
本格的にエッグテスト
ペレット撒きの興奮が収まるまでコーヒーブレイク。ライズが収まった頃に再びフライ投入。
まだ多少活性が高めですが、すぐに食いつくわけでもなく何度かキャストして、打ち込むポイントも影や日向など変化をつけて様子見。
フォール後、ボトム付近放置で何とか1匹目!放置でもフッキングは特に問題なし。
▼イイね
今回のテストには耐久性も項目の一つでしたが、少しゆるい感じに作ったこのエッグはトラウトの歯で毛糸がほつれてしまいました。
ほつれたエッグをそのまま使っていても思った以上に反応がよく、トラウトもキャッチでき、その後も使うことができたのであまり神経質にならなくても良いのかもしれません。
▼ほつれたエッグで
ただ、1回の釣行で終了にはなりそうですね。
ここでビーズがタングステン製のエッグフライに変更してフォールスピードを上げてみます。(ビーズの色がゴールドからグレイ色に変わりました)
すると水面に着水後沈み始めた頃からトラウトが沈んでいくエッグをすぐ近くまで見に来てターンしていくのが何度も見られました。
ここまで好反応であれば、キャスト位置を変えてドンドン打ち込んでいけば結果が出そうです。
あと、混雑している時はやりませんが、この日は人が少ないのでキャスティング時にマーカーやフライを水面に強めに着水するようにして、魚の活性を上げてやります。
このやり方、ソルト(特にメバルやセイゴなど)でも効き目があるので良くやりますがトラウトも同じですね。
トラウトの反応が高くなってくると、フォール中のアタリが良く出るようになりサイドワインダーの変化でしっかり釣り上げていきます。
▼良いサイズ!
タングステンビーズのエッグは毛糸の密度を少し高めにしましたが、喰いやフッキングが悪くなることもなく、耐久性も意外に高め。数匹釣ったぐらいではほつれません。
▼ギリギリフッキング
まとめ
思った以上にツンツンして作ったエッグフライは使えることが分かりました。
耐久性も密度を高くしてあげれば良さそうです。
大きさについては、今回は5mm程のサイズをメインにしたので、少し大きめも用意しても良いかも。特に暖かくなってくるとトップの反応も良くなりますので、エッグのトップバージョン(ビーズ無し)を少し大きめに作ってみよう。
カラーについても、ダイソーで物色して何色か用意したいですね。
ただ、難点としては1個つくるのに時間がかかることですね…。
ツンツンがめんどくさい(笑)あと指に針が刺さります(笑)
しかし、綺麗に丸くなるので満足感は高いです。
また、次回も色々工夫してみたものを持ち込んでテストしてみようと思います。
[Fishing Tackle]
Tackle : K.Bullet CREEK #3 7ft
(ロッド、リール、フライライン、リーダーのセット)
Leader : TaperedLeader 9ft 5X
Tippet : VARIVAS SUPER TIPPET MASTER SPECⅡ(FLUOROCARBON) 6X/7X