FF日誌

Fishing

ブラック三兄弟が再び!

8/26 試し釣りでハゼクラ

 

釣行3日前にふらっと立ち寄った自宅から少し遠い釣具店の中古コーナーにあった、
BREADEN GlamourRockFish TR74electro(通称74エレクトロ)。

 

とても程度がよくほぼ新品状態。

 

10数年前にもBREADEN のブラック三兄弟を持っていましたが、手放してしまった3本。
現在は68ストレンジは再び確保していましたが、83ディープと共に74エレクトロを再び購入したいという考えはあまり無くスルーしていました。

 

しかし、最近ハゼクラに始まり、ライトなターゲットを小型プラグで狙う釣りをするようになって、
 ①7ft以上の長めのロッド
 ②パッツン系ではなく魚を掛けた時よく曲がるロッド
 ③ティップは食い込みが良いもの
 ④パワー的には、少し強めのメバルロッド
 ⑤お手頃価格

 

というような条件ロッドを探し始め、当初は月下美人MXのメバルロッド(74UL-S)あたりが、触ってみて良さげだなぁと考えておりました。

 

そんな感じでロッド探しをしていた時に、中古ロッドのライトソルトコーナーで再び74エレクトロに出会って、ロッドに触れてみると、まさに自分が探し求めていたロッドにピッタリとハマります。

 

①は7.4ftで問題なし


②~④は過去使っていて、グリップ着脱式の1&Handleを採用しており当時からきれいな弧を描くロッドで気持ちよく曲がって魚とやり取りできていました。

 

ティップはソリッドで、メバルのついばむようなアタリに対してもティップが入るため違和感なく追い食いしてくるぐらい入ってくれますし、かと言ってただ柔らかいだけでなく、感度も十分。

 

ベリーやバットに関しては、プラグのトウィッチやジャーク、メタルジグのワンピッチジャークなどもやりやすい硬さは持っています。(曲がるけど操作しやすい感じ)

 

そして尺メバルや40オーバーのクロダイも釣り上げていて、十分なパワーが備わっています。
ロッドのキャストウェイトをオーバーしていますが10gのメタルジグを投げて、ショゴやワカシなどの小型青物相手にも十分対応可能です。

 

最後に⑤については、中古ということもありますが、購入価格15,000円と月下美人MXよりも安い価格。
傷やEVAグリップにヘタレもなく綺麗なロッド。

 

こうなると、この出会いはまさに奇跡。出会うべくして再び出会った感じ。
ロッドを手にして即レジへ行っていました(笑)

 

ということで、早速週末ハゼクラ釣行へ。

 

74エレクトロ使ってみた(再び)

さて、久しぶりに出会った74エレクトロを使いたくてワクワクしながら最近好調なハゼクラ&セイゴポイントへ。

 

現地へ着き、タックル準備しますがここで昔と違う体験をしてしまいます。


74エレクトロに限らず、68ストレンジもガイドが極小ガイドと言うことでラインが通しにくい…。

昔も通しにくいなぁと思っていましたが、年を取ってしまった今、さらに通しにくくなっていました(笑)
これはローガンと言うやつでしょうか…まだ40代ですので違うと思いたい…。

 

なんとか時間をかけて通し終え、「はぜ玉」を結び、ロッドを構えます。

 

グリップも最近の軽量コンパクトな物と違って少し大きめ。
ただ、自分はこれぐらいがしっかり握れて良い感じです。

 

ロッド自体も3gのはぜ玉をぶら下げてもティップが少し入るぐらい。こちらも良い感じ。

 

そうそう、今回タックルは、
リール:バンキッシュC2500XG(C2000Sスプール)
ライン:PEライン(0.3号)
となっています。

 

実際にキャストして釣りを始めると、「極小ガイドでラインを通しにくい」とは別のデメリットが。

 

それは、もともとこのロッドはモノフィラメントライン(フロロやナイロン)の使用を前提としていて、さらにガイド自体も古いため、しなやかなPEラインだとガイドに絡みやすいという点。


特に、風が強い時にトッププラグをドッグウォークさせるなど細かくティップを動かしていると絡まる確率が上がります。

 

慣れると大丈夫なんですが、ナイトゲームなどで真っ暗な中PEラインで釣りをする場合は要注意ですね。

 

それ以外には、特にデメリットは無いですね。
多少最近のロッドと比べると自重(81g)が重いぐらいですが、そこまで非力ではないので大丈夫。
月下美人MX74UL-Sは64g

 

さて、実際にハゼクラしてみると、飛距離も問題なし。


着水後、巻き始めてはぜ玉がボトムにコンタクトするとその感触がしっかり手元まで来てくれます。


柔らかすぎるとスタックしやすいのですがベリーに適度に硬さがあるので、無駄なスタックもありません。

 

ハゼからのアタックがありフッキングするとティップが適度に入ってくれて、その後ラインテンションが良い感じに維持されますので、「はぜ玉」のようにバーブレスフックの場合メリットになりますね。
また、ハゼも変に暴れることが無いので安心感が違います。

 

▼74エレクトロとハゼ

 

 

74エレクトロの今後

その後もハゼ狙いを続け、74エレクトロとハゼクラ、とくに「はぜ玉」との相性の良さを体感。満足度100%です。

▼ハゼクラ楽しい♪


▼今までで一番楽しいかも

 

 

ハゼクラに向いているのは、十分にわかりましたので、ペンシルポッパーに変更してセイゴのトップゲームを楽しみたいと思い、キャストを続けましたが、こちらは残念ながら釣果ゼロ。

 

セイゴは今回居ない様子…。

 

しかし、ペンシルポッパーの操作はしっかり体験でき、上であげていたラインが絡む問題がデメリットとしてあるだけで、細かな操作や投げやすさなど、同じ7ft前半のヤマガブランクス ブルーカレント73TZ/NANO All-Rangeと比べても、小さなプラグであれば74エレクトロの方が使いやすい感じです。

 

ブルカレ73All-Rangeは、10g以上のプラグも対象として大型のクロダイやシーバスも問題なく寄せられるブランクスパワーですので、2~5gぐらいのプラッギングは74エレクトロに軍配が上がります。

 

ハゼを掛けてからのやり取りもブルカレ73All-Rangeは注意しないとハゼが飛んできます(笑)
74エレクトロは軽い魚でもきちんと曲がってくれるので扱いやすさが違います。

 

ここまで使ってみて、今後秋になってくるとメッキが育ってきますので、メッキのプラッキングやメタルジグ、JHなどで使えば、メッキゲームが更に楽しくなりそうです。

 

あと、小型青物なんかも小型トッププラグやメタルジグで狙いたいですねぇ。

 

 

74エレクトロを再び手にして

今回、本当に思ってもいなかった再会を74エレクトロとしましたが、10年以上前とは違っていろいろと釣りの幅も広がりましたので、より74エレクトロと楽しめる釣りがまだまだありそうです。

 

68ストレンジと合わせてブラック三兄弟の内の2本が揃いましたので、ここまできたら83ディープも探したい所存。


83ディープは当時の世の中のロッドがパッツン系に移行している時で、83ディープの柔らかくて曲がるロッドが古いと思われていた時期でした。

 

しかし、今となっては自分のロッドの好みは再び83ディープに近づきましたので、手に入れたら再びメインロッドになるかもですね。

 

 

[Fishing Tackle]

Rod : BREADEN GlamourRockFish TR74electro
Reel : SHIMANO 19Vanquish C2500XG(C2000Sスプール)
Line System : YGK Realdtex PremiumWX8 0.3号 + SEAGUAR GrandMaxFX 1.5号