FF日誌

Fishing

クロスセンシティブ XSS-510FT-Pro デビュー戦

 

1/30 夕まずめからのメバリング。

 

今回は、先週届いた「G-TEC XrosSensitive XSS-510FT-Pro The"Dear Fast"」を使ってみたかったのと、そろそろメバルも産卵後になるのかの調査を兼ねての鱗付け釣行です。

 

と言うことで、タックルは「XSS-510FT-Pro」1本。ちょっと張りがあるタイプなのでメバルの活性が低いと乗せて掛けるが出来るかどうか…。それの試しでもあります。

 

その他、リールとラインは
SHIMANO 19Vanquish C2500XG(C2000Sスプール)」にPE0.3号にフロロリーダー1.5号。

 

 

 

過去ブルーバックが出たポイントで鱗付け

まだ、空が黒に染まるちょっと前の青さが残る時間帯。
この時間帯にブルーバックが釣れたポイントに入って1gJHで探っていきます。

 

少し沖には、海鳥が飛び回っており時々海面にダイブしています。
そしてそこから逃げてくる小魚がこちらにも回ってきていますので、ちょっと期待。

 

メバルがどのレンジに居るのか水面直下から探って、カウント5づつ刻んでいきます。

 

障害物の周りや沖側、岸壁など色々な方向にキャストしますが、アタリ無し…。
最後に、ボトムを探りますが根掛かりしやすいのであまりしたくはありませんがメバルの鱗付のため(笑)

 

ボトム着底後、すぐにラインを巻きボトムから上に少し上がってくるイメージで巻き上げ。
ある程度巻き上げた後、テンションフォール。

 

こんな感じで探っていると、あまりメバルが着きそうにないポイントで「コツコツ、コツコツ」と巻き上げているJHにアタリが出ます。

 

最初のアタリで乗らなかったので、そのまま巻き続けますがフッキングまでいかないため、アワセを入れてみますが空振り。

 

「コツコツ」と言うアタリも今まであまり感じたことのない、小さなアタリなので小魚がラインなどに当たっているのかもと思い、念のため再度同じエリアにJHを投入し、ボトムから巻き上げると再び「コツコツ」アタリが出ます。

 

アワセを入れず、巻くスピードを多少遅くしてみても「コツコツ」が続くので、そのまま乗るまで巻き続けると、もうすぐ巻き終わりといったところでようやくフッキング。

 

乗せた後の引きが弱いので、もしかしたらミニサイズのメバルかと想定していましたが、水面に上がってきたのは銀色の魚体…。

 


▼コレは…あの魚…


コツコツの正体はアジでした。


JHやワームがメバル用でサイズが大きいため、咥えたいのに咥えられない状態だったようです。
サイズは16~18cmほど。

 

この後もボトムを探るとアジからの同じ様なコツコツアタリが出ますので、よっぽど活性が高いのか?
かと言って、JHをフォールさせるとアタリが出なくなるというよく分からないアジの活性。

 

たまにある、巻きのアジングのようです。

 

再現性もあり、再びコツコツアタリがあって何とか乗せると同じサイズのアジ。

 

▼同サイズのアジ


とりあえず、今回のNEWロッドの鱗付けは、メバルではなくアジになりました。

あと流石に、メバルやサイズが大きいアジ用の土肥富さんのラッシュヘッド(L)1gは小アジには厳しいようですね(笑)


でも、この釣り結構面白くて、本命を忘れて巻きのアジを堪能。

 

 

今回の本命はメバル

小アジを楽しく5匹釣って、アジの面白いポイントに後ろ髪引かれつつ、他のメバルポイントへ。

 

次のポイントは大場所ではなくちょっとしたストラクチャの変化があって潮の流れの変化がある場所。
ここもメバルが出ることがあるのでチェックです。

 

JHは先程と同じで、アジのアタックでぼろぼろになったワームは交換済み。

 

リグをキャストし巻いていると巻きが重くなる場所があるので、その場所でゆっくりリトリーブに変えてやると、良い感じのアタリが出たので巻き続けてロッドをスイープにアワセを入れると無事フッキング。

 

しかし、アワセが甘かったのかバレてしまいます。

 

魚が居ることは分かりましたので、再びキャストし同じ様に巻いてくると、再びアタリが出てくれました。
今度はバラさないようしっかりアワセを入れて、ドラグを少しだけ緩めにしてやり取りします。

 

やり取りしていると、結構走ってくれるのですが、メバル特有のトルクのある重みがない感じ…。

 

最後抜き上げてみると、やはり魚体は銀色。

 


▼良いサイズ(笑)


やはりアジでした。


しかも、先程のポイントよりも良いサイズ。手のひら測定ですが24cm程ある中アジ。
このサイズならJHとワームをしっかり咥えられるのですね。

 

今回使用している「XSS-510FT-Pro」ロッドですが細身のブランクスなのに、これぐらいのサイズのアジは全く躊躇なく抜き上げられます。
ラインはメバル用でPE0.3号&フロロ1.5号なので切れる恐れもなし(笑)

 

このサイズのアジが出るのであれば、もうちょっと楽しませてもらおうと思い写真撮影後リグを投入すると、既にアジは抜けた様子で、アタリが出なくなってしまいました…。


常夜灯などもない全くの暗闇で、居着く場所でも無いのであっという間に居なくなりましたねぇ。

 


このポイントからメバルが着きやすいポイントが続くのでランガンしながら、メバルを探します。

 

歩きながらゴミや泡が溜まっている場所やストラクチャがあるポイント、風が当たって潮目が出ているポイントなど気になる所にJHを打ち込んでいきます。

 

いくつかのポイントでアタリがでますが、なかなかフッキング出来ず、1度駄目だとその後アタリが無くなるなど渋~い状況。
もしかしたらアジかもしれませんが(笑)

 

そんな状況が続いて釣果が出るまで歩き続けて、思った以上に移動してきました。


沖にストラクチャがあるポイントで、そこから中層よりも上を巻いてくると、また一度だけ「コッ」とアタリが出ますが、その後アタリは続かずで、やっぱり駄目かと思い、回収のため巻きスピードを上げた直後にロッドに重みが!

 

直ぐにアワセを入れてテンションが緩まないように巻き続け、無事ランディング。
やっぱりこのロッド、パワーありますねぇ。

 

抜き上げた後リーダーを掴むと魚が細くなくでっぷりとした魚体のシルエット!
ついにメバルに出会えたと思いライトをつけると、産卵前のメバルでした。

 

ゆっくり地面に下ろして、急いで撮影して、水面近くでリリース。
いつもなら産卵が終わっているタイミングなのですが、今年は遅れているのかも…。

 


▼2024年初メバルは抱卵メバルでした


本命が1匹釣れたのですが、抱卵メバルと言うことでこの後メバル狙いは止めて、当初釣れたアジにターゲット変更。

 


アジ狙いに切り替え

こんな事もあろうかと、リールの替えスプールを持ってきており、PEラインのスプールからエステルライン0.25号のスプールに変更です。

 

JHは同じ土肥富さんのフロードライブヘッド1g。ワームはチビキャロスワンプ。
ワームカラーは、「必殺クリアー」「グローオキアミパワー」「広島レモンスカッシュ」の3種のみ持ってきたのでローテーション。

 

とりあえず最初のアジが釣れたポイントに入り、レンジを上からフォールで探っていきます。
アジはボトムから浮いたのか、カウント10程でアタリがあり即掛け!

 

▼小さいけどアジは居る


このポイントは小さいアジがメインでしたが、フォール中にアタリがでるアジングの基本のような釣りになりました。
フォールでアジをバシバシと掛けていきます。

 

こうなると「XSS-510FT-Pro」ロッドは水を得た魚のように活躍します(笑)

 

 

XSS-510FT-Pro」ロッドを楽しむ

自分が普段このポイントの小アジングで使っているEVERGREENさんの "Fine Sensor" SPRS-60XUL-Sも十分な感度を持っていますが、その上を行くような感度。

 

そしてアワセを入れてもしっかりとベリーとバットが仕事をして小さな動作でフッキングが可能です。

 

あと、このロッドの持ち方はリールフットをはさんで指2本づつ(中指と薬指の間にリールフット)で持つのも悪くないのですが、薬指と小指の間にリールフットを持ってくる持ち方をすると、自分の手の大きさだと人差し指と中指がリールシートのフード部分とブランクスにちょうど引っかかる感じで持つことが出来て、よりアタリを感じられる持ち方が出来ます。

 

ただ、キャストする時は普段と違うのでチョー不安になります(笑)
ロッドが飛んでいきそう…。

 


まだまだ「XSS-510FT-Pro」の全てを使ったわけではありませんが、巻きの釣りやフォールの釣りで釣果が出て、さらに楽しめたことで非常に満足度の高いロッドになりました。

 

今後は、同じG-TECの「XSC-59ST-Pro」 The"DEAR SLOW"と共にライトゲームで楽しめそう♪


更には、機会があれば「XSS-67ST-Pro」も使ってみたい…。自分が狙うメバルにはこちらの方が合いそうだし。

 


久しぶりの釣り、久しぶりのアジング、そして久しぶりのお一人様釣行でしたが、独り言が多い多い(笑)


今回の乗りそうで乗らないアジで悶絶し、釣れたら釣れたで歓喜の声を上げていました♪

 

釣り場は全く人が居なかったので、思う存分釣果も独り言も楽しめた釣行でした。
釣り仲間といく釣りも良いですがお一人様釣行もたまにはイイですね!

 

 

[Fishing Tackle]

Rod : G-TEC XrosSensitive XSS-510FT-Pro The"Dear Fast"
Reel : SHIMANO 19Vanquish C2500XG


>>C2000Sスプール
Line System : YGK Realdtex PremiumWX8 0.3号 + SEAGUAR GrandMaxFX 1.5号


>>1000SSSスプール
Line System : VARIVAS AJING MASTER LEMONi 0.25号 + SEAGUAR GrandMax 0.8号